はじめに
生活していくためにはどうしてもお金が必要になってきます。
そのお金を手に入れるのには色々な方法(犯罪はアウト)があるとは思いますが、大抵皆行き着く先は「働く」だと思います。
会社に正社員で入ってしまえば、今の日本の仕組みなら相当変なことはしない限り「クビ」になることはまずありません。つまりは給料日になれば仕事が出来ようが出来まいが、決められた金額が貰えるわけです。
しかしこれは正確に言うと自分の力で稼いではいません。
先ほども言いましたが、仕事が出来ようが出来まいが正社員で入社すれば、この日本では並大抵のことでは「クビ」にはなりませんし会社は「クビ」にすることが出来ません。
極論ですが、会社に正社員という立場で在籍しているだけで、どんな人だろうがクビにならずにお金が入ってきます。
では自分の力で稼ぐとはどう言うことなのか?を書いていこうと思います。
自分の力で稼ぐとは?
会社などに所属するのではなく自分のスキルを活用してお金を稼ぐことです。
要は上司・部下・同期・他人という頼れる人はいなくて、自分1人だけの力で稼ぐということです。
会社に所属していると自分に分からないことがあったら、誰かに聞けば答えを教えてくれます。
会社に所属していると仕事で失敗したら、上司も一緒に謝ってくれます。
しかし自分1人の力でお金を稼ごうと思うと、頼れる人はいません。稼げるのも稼げないのも全て自分の自己責任になるのです。
「1円なんてすぐに稼げるよ」「そんな少額も稼げないの?」という人もいるでしょう。
本当に出来ますか?勿論よっぽど才能がある人ならすぐにでも稼げるでしょう。その場合は会社を辞めて1人で稼ぐべきです。
しかしほとんどの人は凡人です。そう思い込めるのは一種の才能なのかもしれませんが、あまり役には立たない才能でしょう。
自分1人の力で1円を稼ぐのは思っている1000倍は大変
自分でお金を稼ぐと言うスタートラインが「1円を稼ぐ」から始まるのですが、間違いなくスタートダッシュが成功することはないでしょう。
なぜかと言うと自力でお金を稼ぐのは思っている1000倍は大変だからです。
ほとんどの人は1人で稼ぐことをやったことはないと思います。
ほとんどの人はそもそもそのような発想がありませんし、何も始める気持ちもありません。
しかし稼ごうと言う気持ちを持ったとしても、今度は面倒と言う気持ちが表に出てきます。
自分が今まで1度もやったことがないことにチャレンジするのは相当の勇気が必要です。そこから逃げ出す人がほとんどです。
- ブログで稼ごうと思うと大抵レンタルサーバーをお金を出して契約します。
- 転売をするにしても物を仕入れてからでないと行動に移すことが出来ません。
- アフェリエイトで収入を得るには、読者にまず記事を見てもらわなければいけません。
- YouTubeで稼ごうと思うと、機材を準備したり動画編集技術、動画を日々視聴者に見てもらうための努力をしなければなりません。
やり方が分からないし調べていく内に面倒になってきます。要はお金を稼ぐ準備段階で既にマイナス(時間・お金・記事作成・モチベ等)からのスタートになります。
そこから自分でなんとかしてお金を稼ごうと頑張るんですけど、下手したらさらにマイナスになる可能性があります。
人を惹きつける文章が書けない、転売の為に買った商品が価値の無いゴミに変わった、記事が全然見てもらえない、コンテンツが面白くなくて全然動画が伸びない等。時間も金も無駄にするわけです。
あなたは自分が思っている以上の才能は持っていないでしょう。ほとんどの人は凡人ですから。
要は読者・購入者・視聴者=お客さんの気持ちを考え理解し掴まないと、結果お金が入ってこない状態になるのです。
「そんな稼げないならバイトすればいいんじゃないの」と言う人もいるでしょう。
しかし雇われて貰うお金と、自分1人の力で稼ぐお金では同じ1円でも価値が全く違うのです。
自分1人の力で1円でも稼げたら、自分がやってきたことは正しかったと思えます。
間違ってたらお金なんて1円も稼げるはずないからです。
茨の道と安全な道
今のこの時代雇われるのが嫌だと言う人も多くいます。
自分1人の力で稼ぐと言う硬い決意からフリーランスになったりする人もいるでしょう。
しかしそれは安定していない言わば、茨の道を歩くと言うことです。
一方、雇われていた方が楽だと言う人もいます。
自分1人で稼ぐ茨の道より、より安全に確実にお金を手に入れることが出来る安定した道を求む人もいるでしょう。
どっちを選んでもその人の生き方なので正解だと思います。
しかしその考えがいきなり変わることもあると思います。
その場合の為にやはり自分1人で稼ぐ技術を身につけておくのも悪くはないでしょう。
0→1が1番難しい
もはや誰もが知っているであろうこの言葉。「0から1を生み出すのがとても難しい」
なぜ難しいのかというと、全てが初体験だからです。
全く知識がない状態からお金を1人で稼ぐとなると、分からないことは自分で全て調べなければいけません。
ほとんどの人はその知識も答えも持っていません。知識も答えもやり方も自分で全て探さなければいけないのです。
大抵の人は面倒くさくなり調べるのも行動するのも辞めて、遊びや趣味に走ります。その人の意思の弱さが見えます。
0→1ができているのか0→1もできていないのかはとても大きな差になります。
1円と言うお金では何も買うことは出来ません。
しかしその1円を自分1人で稼げることが出来ているか出来ていないかで、何も知識がない自分でお金を稼げない人より1000倍優っています。
1→100にすることはまだ簡単です。1→1000にすることも継続すればいけるでしょう。
0→1が1番難しいのですね。1にする前に行動を辞めてしまう人が多いのです。
挑戦をしないことはリスク
何事にも言えることですが、新しいことに挑戦しないと言うのは勿体無いです。
大人になると毎日決められたことを決められた時間帯に、当たり前のようにこなす日常になっていきます。
子供から大人になるにつれて人は、社会にこき使われるロボットになっていきます。
そんな日常を繰り返していくとやがて、自分が知らない新しい物事に挑戦しよう、知識を得ようという意欲がなくなっていきます。
- 失敗したらどうしよう
- 時間とお金を無駄にしたくない
- どうせ分からないのだからやらない方がマシ
- 面倒臭い
要は怖いと言う気持ちを持つわけです。何も知らない所にわざわざ飛び込む人はいませんからね。
「得する人」と「損する人」なら得する方を選ぶのが人間です。
しかしその気持ちを押しのけて挑戦をし、その恐怖を乗り越えた人にしか見えない世界があります。
失敗もするでしょうし、継続することもなかなか難しいでしょう。
そこを乗り越えたとき、挑戦をしてこなかった人と大きな差が生まれるわけです。
まとめ
一円を笑う者は一円に泣く。
たかが1円ごときに大袈裟と思う人もいるでしょう。
しかしお金は人の命より重いです。
1円の価値は、この記事を書いている自分や、この記事を見ているあなたの存在よりもはるかに重いです。
人という存在は所詮お金には勝てません。この1円という重い存在を笑う人は、自分が1円より価値がないことを分かっていないのでしょう。
そして1円を自分で稼ぐのはとても難しいです。
挑戦することを恐れずに何でもいいので、0→1にすることを1回挑戦して見てください。
まあこんなこと言ってもやらないと思いますし、やっても面倒で終わる人が9割以上でしょう。
そんなことを思っているから他の人との差が埋まらないんでしょうし。
以上、1円の価値とは?1番のリスクとは?自分の力で1円を稼ぐことは大変で難しい。を書かせてもらいました。
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