鼻呼吸は正しい呼吸のしかた。口呼吸は万病のもと!

健康

唇がよく乾く・いびきをかく・朝起きた時に口の中が乾いている、喉が痛い。

こういう自覚があると口呼吸になってるかもしれません。

特に今コロナにより毎日マスクをつけていると思いますが、動いたりして呼吸が苦しくなると知らず知らずのうちに口呼吸になりがちです。

鼻呼吸と口呼吸どういう違いがあるのでしょう?

鼻呼吸と口呼吸

現在日本人の半数以上が口呼吸と考えられているらしく、ほとんどの人が自覚なしと言われています。

鼻呼吸

鼻に吸い込まれた空気は、鼻毛や粘膜でホコリや細菌などの異物が取り除かれる。

温度や湿度が調節されて肺に送られる。

口呼吸

口で呼吸すると、冷たく乾燥した空気がろ過されることなく、体の中に入ってしまう。

このため全身の病気につながるリスクが高まってしまう。

唾液が分泌されてもすぐに乾いてしまうため、虫歯、歯周病を進行させます

歯並びは、口が開いている時間が長いと口の周りの筋肉が緩みがちになり、奥歯をかみしめても上下の前歯がかみ合わない歯並びや出っ歯になります。

なぜ口呼吸になるのか

その原因は、「ベロ(舌)」にあると言います。

「ベロ」というのは結構大きく、口の中に入っていて普段はあまり意識をしないと思います。

実はスマホひとつ分ぐらい、「ベロ」は200gあるらしく大きなステーキ一枚分ぐらい口の中に入っていると思ってもいいそうです。

「ベロ」の正体は筋肉で、衰えてくると弱ってきて口が開いて口呼吸になってしまう大きな原因の一つになるということです。

口を軽く閉じた時に「ベロ」の位置はどこにありますか?

下には正しい位置があります。

舌先は下の図の円の部分に触れて、尚且つ舌全体が上顎にひっついた状態が正しい位置です。

二重顎というのがありますがその正体は垂れ下がった「ベロ」と言います。

衰えたベロは顎のラインにも大きな影響を及ぼしてしまいます。

あいうべ体操

衰えてきた舌の筋トレになります。

「あいうべ」という4つの体操を1セットにして1日に30セットを目安にやっていきましょう。

朝・昼・晩に各10セットでもおkです。

ベロや口の周りの筋肉を鍛えるとベロが正しい位置に戻り、自然に口を閉じて鼻呼吸になっていきます。

1、大きく口を開けて「あ」の形

2、「い」と真横に引いていきます。広角がまっすぐ下がったりしないようにまっすぐ引いていきます。

3、唇を丸く真っすぐ突き出す感じで「う」の形。

4、舌を思いっきり下に伸ばす「べ」。

寝る前には口閉じテープを貼ろう

寝ている時は

  • 口が開きやすい
  • 唾液の量が激減する

口呼吸になりろ過されないので病気になりやすい・無防備になりやすいということになります。

ドライマウス・歯周病・口臭・いびき・無呼吸が口呼吸が及ぼす悪い影響です。

睡眠障害は人生の質を悪化させるということで心身に悪影響を及ぼす可能性が十分にあります。

これを鼻呼吸に変えていかなければなりません。

口の中を守りつつ鼻で呼吸を行うことがとても大事です。

セロハンテープを口に貼るのもいいですし、肌が弱い人は肌に優しい優肌絆のテープでもおkです。

なるべく太い幅のが良いでしょう。

基本の貼り方

  1. 口をゆるく閉じる。
  2. テープを5cm程度の長さに切る。
  3. 切ったテープを唇の中央部に縦に貼る。

口テープの効果・利点

  • いびきが減る
  • 口が乾かない
  • 肌が綺麗になる
  • 夜間尿減少
  • 風邪を引きにくくなる
  • 目覚めがスッキリ
  • 手軽で安価な予防医療になる

予防医療になり肌も綺麗になると言われたらやるしかないですよね。

まとめ

  • 現在日本人の半数以上が口呼吸でほとんどの人は自覚無し。
  • 鼻呼吸は鼻毛や粘膜でホコリや細菌などの異物が取り除かれる。
  • 口呼吸は乾燥した空気がろ過されることなく、体の中に入ってしまう。
  • 歯周病や歯並びに深く関わっている。
  • 口呼吸になる大きな原因は「ベロ(舌)」。
  • ベロの筋肉が衰えると口が開いて口呼吸になってしまう。
  • 舌の位置は舌全体が上顎にひっついた状態が正しい位置
  • あいうべ体操を行おう。
  • 寝ている時は口呼吸になりやすく悪い影響を及ぼす可能性が大なので口閉じテープを活用する。

以上「鼻呼吸は正しい呼吸のしかた。口呼吸は万病のもと!」を書かせてもらいました。

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