説明が下手な人でも上手になれる。あることを「意識」しながら行う大事な3つのこととは?

コミュニケーション

あなたは口で説明するのが下手では無いでしょうか?

文章ならまだしも、特にその場で口で 説明するのが苦手な人は多いかもしれません。

自分の伝えたいことが 相手に伝わらず悔しい思いをしているかもしれません。

では、説明が下手な人は上手な人と比べてどこがどう違うのでしょうか?

話す時のコツを見ていきましょう。

人間の集中力は8秒間が限界

ダイヤモンド・オンラインの記事で説明されています。

普通の人間の集中力は8秒間が限界と言われています。

このデータは米マイクロソフトのカナダの研究チームが、約2000人の参加者の脳波を測定したうえで実際に発表した数字です。

では何故集中力は8秒間しか続かないのか?

理由は脳が緊張をとるために集中力を維持できなくするからです。

脳の安全装置が作動することでストレスを和らげる状況を引き起こします。

「8秒」と意識をしっかりすることが上手になるコツ

上手になるコツとして意識してもらいたいのが、話すときは相手の集中力は8秒間しか持たないと意識することです。

言葉のキャッチボールと同じで8秒ごとに相手にボールを投げるのを意識する。

自分が説明する時は8秒ごとに相手に何か言わせたり、8秒ごとに「〜でしょう?」って聞いたりして話を進めるようにすることが大事になってきます。

何が言いたいのかを説明する時間が自分には8秒間しか与えられないと思って、8秒以内に一つの説明をまとめる。

このことを意識することで今の説明下手な段階からレベルアップすることが出来ると思います。

上手い漫才師がやる高等技術

上手い漫才師は漫才のやりとりで1人が長くしゃべってるように見えても8秒以上というのはまずないということです。

ボケが8秒間喋ったらツッコミが相の手を入れる。

これをしないと漫才を見ている人間はストレスが溜まってしまうと言われます。

体言止め・断定・曖昧な感想を使い分ける

  • 体現止め

名詞や名詞っぽい言葉で終わること。(それは論外、~のが当たり前等)

  • 断定

これこれだとはっきり判断を下すこと。(~は~だからだよね等)

  • 曖昧な感想

ものごとを具体的に示さず、相手に解釈を任せる表現(〜だと思う等)

体言止めで終わると強い印象が与えられて、その次に強いのが断定、最後に感想。

この3つを使い分けることは説明を聞いている相手のストレスを軽減することが出来ると言われます。

どの姿勢で聴けばいいのかというので相手を楽させることができるのです。

1番大事な3つのこと

1番伝えるのに大事なのは「表情・身振り・手振り」です。

  • 表情

表情があれば感想を映像化することが出来ると言います。

説明を話している時に暗い顔で話すのか、明るい顔で話すのかで相手の捉え方が変わってきます。

その話している部分は自分がどう思っているのかを表情で伝えられるので説明不要になって分かりやすくなります。

  • 身振り

垂直型の場合・・・

こんな問題や話があると最初に話題を広げ底辺を広く取ります。

何でそうなるのかという理由を底辺の上の段に乗せていき、最後にだからこうしなければいけないという結論を1番上に持ってくる。

ピラミッドと同じで底辺が大きほど頂点が大きくなる、結論が高く出来る。これが垂直型の身振りになります。

底辺とは土台です。その上の段は説明、展開部です。その1番上が結論となります。

水平型の場合・・・

考えるのを楽にするにはテーブルを連想しましょう。これは頭の良さにも繋がってきます。

テーブルの上に物がたくさんあると、作業効率、作業領域が悪く狭くなります。

どれだけ広いテーブルでも物を置ける範囲がノートパソコン1台分しかなかったら、どんなに頭が良くてもノートパソコン1台分の面積でしか物を考えることが出来なくなってしまいます。

テーブルは頭と同じなのでテーブルの上にある物をどかすにはメモを取ったり、ノートに忘れないように書き込んだりしてテーブルの上の物を早くどかしテーブルの上を広く取ること。無駄なものをテーブル(頭の中)からどかしていく、これが水平型の身振りになります。

  • 手振り

それはそれ、これはこれ。という左右振り分け型があります。

意見を言う時によく使うと思いますがこう言う手振りを使うこと、そしてその意見の間をとることが人間に取ってとても理解しやすくなると言われています。わかった感が出ます。

まとめ

説明が下手な人がわかりやすく説明するには・・・

  • 8秒ごとに相手にボールを投げる。(説明をまとめる)。
  • 体言止め・断定・感想を使い分ける。(聞き手のストレスを減らす)。
  • 1番大事なのは「表情・身振り・手振り」を使い分けること。

すぐに出来るわけでは無いですが、少しずつ少しずつ意識して話してみてください。

説明レベルは今とは比べ物にならないほど上がると思います。

何事も意識が大事と言うことなんですね。

8秒が出来るようになったら今度は7秒にチャレンジしてみるのもアリかと思います。

以上、説明が下手な人が上手くなるにはあることを「意識」するのがとても大事、を書かせてもらいました。

参考にさせてもらった岡田斗司夫さんの本です。

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