社会問題の闇バイト。隠語や稼げると勧誘され特殊詐欺に加担する若者達の末路。

人生を変える行動

はじめに

強盗事件などで実行役を担うなど今社会問題になっているという闇バイト。

闇バイトを行う者は大抵お金に困っている若者が多いと言うことで、主にSNSの知人からの紹介やX(旧Twitter)での「簡単な作業で日給1万円から3万円」と言う募集から応募すると言うのがあると言います。

5月には東京銀座で高校生ら4人が高級時計店を襲い74点を持ち去る強盗事件が発生したり、6月には20代の男3人が川崎の時計店を狙い逮捕、起訴される。

犯罪に加担してしまった人たちは、一体どのような流れで闇バイトの実行犯になってしまうのでしょう?

闇バイトの隠語

どのような業界においても隠語というものがあります。

要は仲間にしか分からない言葉です。どういう意味なのでしょうか?

  • 運び

現金や薬物を運ぶこと

  • U

「受け子」と呼ばれキャッシュカードや通帳を受け取る人

  • D

「出し子」と呼ばれ騙し取ったカードでお金を引き出す人

  • たたき

強盗や窃盗という意味

  • ノータリン

馬鹿でもやばいと分かる闇バイトの募集投稿に引っかかる、脳みそが足りてない本物の馬鹿な若者男女。

どのような人が引っ掛かるのか?

X(旧Twitter)やSNSには色々な闇バイトの投稿があります。

そこには目ん玉が飛び出るほど信じられないくらい簡単な仕事内容で、高額な報酬がすぐに貰えるバイトの募集内容が満ち満ちています。

人生何にも考えず生きてきて、自分の頭で何1つ物事を解決してこなかったバカな若者男女は、すぐに引っ掛かり募集するわけです。バカなので、何にも考えていません。目先の金だけです。

実際闇バイトを行った人のインタビューを見ると、「犯罪になることは分かってて踏みとどまろうとしたけどやってしまった」と喋ってた人がいました。

まるで「自分も被害者なんです・・・」みたいに自分の身を少し守るような発言をしている人もいます。

しかしやった以上その人は馬鹿であり、そんな上手い話がある訳がないと考えもしない人です。

捕まらなければ被害者がどうなろうが知ったこっちゃない、自分が第1という軽い気持ちでやったのでしょう。

闇バイトに応募する人達は頭のネジが抜けています。常識人では無いです。まともな思考回路ではありません。他人が不幸になってでも自分の幸せを追求したいモンスター。自分がよければ全て良し。

楽にお金を稼ぐ方法などありません。これは真実です。皆何かしら辛い目にあいながら必死にお金を稼いでいます。

そのことを分かっておらず、分かろうともしない頭空っぽの人が捕まるのです。

未成年でも実名報道すればいいのに。世間に伝わりますよね、こいつは馬鹿なんだと。

どのような手口で若者を誘い込むのか?

やはり応募するのは、馬鹿・お金に困っている人・興味本位・面白半分の人たちでしょうか?

楽な仕事で稼ぎたいというのは生きている人たち全てが望むことでしょう。そんなの無いんですけど。

1つの勧誘の例ですが、闇バイトに応募して返ってきたDMには犯罪によく利用される『テレグラム』と言うアプリで詳しいお話しをしたいと返ってくるそうです。

要は足が付きにくく、利用者の特定や追跡が困難と言われるアプリに誘導すると言うこと。

その後は、仕事の話やリスク管理について直接お話ししたいと言うメッセージからの電話です。

電話での内容はこんな感じ。

  • 特殊詐欺の隠語が話の中で飛び交う中での仕事の詳しい説明。
  • 電話をかけてくる相手(特殊詐欺グループの1人)によって変わるが、法に触れる犯罪行為と正直に打ち明ける人と、打ち明けない人(隠す)がいる。
  • あなた(実行犯)は私たち(特殊詐欺グループ)の指示を聞いてその通りに動いてくれるだけで良い。
  • あなた(実行犯)が捕まらないように私たち(特殊詐欺グループ)はあなたを全力でバックアップする。(安全で見つからない所で)
  • 結果楽に1日で30万〜100万の大金を稼ぐことが出来る。

あなたはこれから指示通りに動いてもらいます。それら全ての行動が犯罪行為にあたりますが、私たちが全力であなたが警察に捕まることが無いように守ります。それを達成すれば1日に大金を手に入れることが出来ますよ。

ということでしょう。

守れなかったら大人しく捕まってねという感じで奴らは逃げていき、実行犯だけ捕まります。

要は目的を果たしたら、切り捨てられる役割しか残っていないということです。

あなたの面倒など見たくも無いのですから。

犯行手口の例

DEATH NOTE 集英社

実際の犯行の手口が公開されていました。大事なことは被害者に信じ込ませることだそうです。

  1. 犯行グループAが百貨店の店員に装い、ターゲットの高齢者に電話をかける。
  2. 高齢者にあなたのキャッシュカードで不正な取引があったと伝える。
  3. 警察を装った犯行グループBが同じく電話をかけ、犯人を捕まえたと伝える。捜査の証拠品としてキャッシュカードが必要と伝える。
  4. 私服警官として高齢者宅に訪れ、偽の警察手帳の画像をスマホに入れて提示。
    (高齢者はスマホ等が疎いので、警察もデジタル化が進んでいて手帳もスマホ型に変わったと伝えると高齢者は信じるという。)
  5. 証拠品と嘘をつきキャッシュカードを騙し取り、4万円の報酬を受け取る。
  6. 高齢者宅にキャッシュカードを取りにきた、闇バイトを応募した人だけ捕まる。

注意点

高齢者だけでなく情報弱者も騙される可能性がありますので、ここに書いておきます。

  • 警察が預金通帳やキャッシュカード・現金をお宅に伺い受け取ることはあり得ません。
  • 警察手帳は電子化されていません。(見せてきたら詐欺です。)
  • 闇バイトを行い逮捕された人は、お金と引き換えに世間からの信用を全て失います。
  • お金関係の話は全て騙しに来てると思ってください。

思うこと

闇バイトに加担した若者(16歳)のインタビューやその他を見ていると、大抵の人が高額収入に釣られて特殊詐欺を行っていました。

びっくりしたのは記者が「悪い事とは思っていたのか」という質問に対して「分かっていた」と答えていた事です。つまり最初から犯罪行為で、人に迷惑をかけるのが分かっていて尚やったと言う事です。

何故辞めなかったのかに対しての言い訳は、「警察に言うぞ」「もう特殊詐欺に加担したから引けば捕まる」と指示役の人に脅されて「確かに」と思ってしまったと言うのが理由だそうです。

やってしまったことはしょうがないです。

しかし闇バイトと分からずに加担してしまっていたのと、最初から分かっていて尚参加したのでは全然意味が変わってくると思います。

要は人が不幸になろうが、自分の手元にお金が入ってくれば、それでいいと思っていたということ

捕まったから反省してるだけで、捕まってなかったら反省せずに繰り返しているのかもしれません。

最初から悪人です。この若者は。分かっていて実行しただからタチが悪い。

最初からしなければいいだけのこと。

どうせ捕まりますし、捕まるまでビクビク日常生活を送ることになります。

常識がある人なら、分かっていたらしません。辞めようというストッパーが心にかかりますから。

高額な報酬がSNSで手に入る訳がありません。普通の人なら分かるはずです。

若者が闇バイトに利用されていると言われていますが、結局はお金欲しさに若者が闇バイトを利用している部分も多少はあると思います。

16歳と言えば高校1年ぐらいだと思います。その年になって人からお金を騙し取るという行動が、やって良いことなのか、悪いことなのかが分からないというのは正直どんな環境で育ってきたのやら。

まあ結局は「自分も被害者で可哀想な立場なんです・・・」ということをインタビューで言いたいだけなんだなと思いました。

まとめ

「闇バイト」という言葉自体が犯罪のハードルを低くしてます。

個人情報を抜き取られても、他人や家族にも迷惑をかけてまで大金を手に入れたい。

1度やったり加担するだけでも犯罪なので、行き着く先は警察にお世話になるということです。

「やらずの後悔よりやってからの後悔」という言葉がありますが、この闇バイトに関しては当てはまりません。

人生を棒に振ります。人生終わります。犯罪を行なった人と誰が仲良くしたいのでしょう。(いるにはいるが世間は甘くない)

全てに見捨てられて、人生終わるのでしょう。

残念。

以上、社会問題の闇バイト。隠語や稼げると騙され特殊詐欺に加担する若者達の末路。を書かせてもらいました。

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