男女友達や上司、元カレやママ友に利用される真面目で優しい人の心理と搾取について。

心理学

はじめに

本来優しさや思いやりは尊重されるべきものです。

しかし、あなたの優しすぎる(人がいい)性格が、他人に利用されている可能性があります。

人がいい人は、他人の頼み事やお願いを断りにくく、断りづらい立場になることが多くあります。悪意のある人はそれに付け込むのです。善良な人が不正な意図を持つ人に利用されてしまいます。

あなたにも思い当たることはありませんか?

今回は利用される人はどんな人なのか?どうすればよいのかを書いていこうと思います。

人を利用する人の説明と特徴

他人の善意や弱点を利用して、自分の利益のみを追求しようとする人のことを指します。

自分勝手であり、自己中心的で利己的な行動を取り、他人を搾取しようとすることしか考えていません。

例(全てではないですが参考までに)

  • 感情の操縦が上手い人

人を利用する人は、自分や他人の感情を操ることに長けています。「嘘をつく」「泣きわめく」「脅す」「いじける」「媚びを売る」「怒る」「褒めちぎる」等様々な感情を、あなたに見せたり言葉で喋ることで、頼み事を断りづらい雰囲気にします。

  • 相手を利益の有無でしかみていない

相手はあなたを人間として見ていません。あなたの存在は自分にとってプラスかマイナスかという考えしかありません。損得勘定でしか人付き合いが出来ない人です。

  • 承認欲求が強い人

相手に自己満足を見せつけることを、承認欲求と言いますが、この人たちも他人の優しさに付けこむ傾向があります。

優しい人が断らないことを良いことに、面倒な仕事や用事を頼み、それを全て自分がやったと他人にアピールすることがあります。更にタチが悪いことにこのことに対して「悪い」という気持ちが全くありません。

  • 人を常に見下している・ナメられている

常に相手を自分より下の立場と思っています。自分の言うことを聞くのは当たり前という考えなのです。

  • 人間ではない

人の皮を被った何かです。他人の優しさを利用すると言うことを普通の人や常識のある人はまず考えません。

それを考えると言うことは普通の人ではなく、常識のある人ではないのです。

人間ではありません。

優しすぎるとナメられて利用されるだけの人間になってしまう

自分より弱い立場の人に優しくするのは当たり前です。

しかし誰にでも優しくしてしまうと、利用されるだけの人間になってしまいます。

人間というのは、他人に優しくされるととても嬉しく感じる生き物です。

仕事や雑用を善意で手伝ってあげたり、友達や恋人にプレゼントされたり優しくしてもらうと嬉しいですよね。

しかしこの優しさをいつも提供することによって、優しくされている人にとってそれが当たり前の状況になってしまうのです。

ありがたみがなくなってきます。感謝をしなくなります。優しくされるのが当たり前の環境になるのです。

そうなると、「もっと自分に優しくしてよ」とわがままを言う人が出てきます。

人間関係はギブアンドテイクで出来ている

困っている人がいたら助けてあげる。そのお返しに助けてあげる。

損得勘定で生きている人が多いです。

しかし変わった人もいます。ギブだけの人です。(人に優しくしてばっかりの人)。

逆もいます。テイクだけの人です。(自分だけ美味しい思いをして、お返しはしない人)。

他人に優しくばかりしていると、世の中に存在するテイクの人に搾取(搾り取られる)されます。

図太くてずる賢い人がこの世の中大勢います。人の為ではなく、自分だけの為のルールを作っている人もいます。

  1. めんどくさい仕事を頼まれる
  2. 優しいあなたは引き受ける
  3. 感謝される
  4. まためんどくさい仕事を頼まれる
  5. 優しいあなたは引き受ける
  6. あれ?あいつみんなが嫌がる仕事めっちゃ引き受けてくれるじゃん。これから全部あいつに押し付けたらいいんじゃね?
  7. あなたは大変だが、みんなは楽になる。

ギブの人をカモにするテイクの人。利用されナメられています。

搾取されてはいけません。

線引きをして言葉ではっきり断ること

自分がおかしいと感じたら、はっきり言葉にして頼み事を出来るだけ早く断ってください。

おかしいという違和感は当たっています。

あなたばかりに頼み事をしてくる人は、あなたを確実に下に見ていてナメています。

  • 自分忙しいし時間もないので他の人に頼んでもらっていいですか?
  • 今の自分には手が負えないです。
  • 用事があるので(正当な理由)

なんでもいいんです。断り方なんていくらでもあるのですから。

優しすぎる人の心理状態

何故他人に対してそんなに優しいのでしょうか?所詮他人なのにそこまで尽くす心理とは?

  • 嫌われたくない

間違いなくこれだと思います。しかしこの繰り返しは自分を疲れさせるだけです。自分の心に嘘をついて行動している可能性があります。過度な気配りは辞めましょう。

  • 本当の思いやりの心を持っている

損得勘定など全くない聖人です。この世の中に1割もいないでしょうが、たまにいます。

  • 共感力が強い

他人の立場や感情を理解し、共感する能力が高いです。自分も同じ立場になったら大変と言うのが分かっているので、その人の助けになろうとします。

  • ストレス軽減

優しい行動はストレスを軽減する助けにもなります。他人を助けたり支えたりすることで、自身の心理的な健康が保たれると言います。

嫌われても良い

人に嫌われても何も問題はありません。

会社に所属している人は余計な気を遣うと思う人もいるかもしれませんが、会社なんて元々仲良しクラブの場ではなく仕事をする場所です。

その場所に居場所がなくなるようなら、そんなところからさっさと出ていってください。

余計な気遣いは自分の心をすり減らします。

気楽にいきましょう。

まとめ

あなたの純粋な優しさを利用する、心が腐っている人はこの世の中にたくさんいます。

あなたの応えたいという気持ちを利用する、頭が腐っている人がこの世の中にはたくさんいます。

嫌われたくないという気持ちが1番前に出ているのでしょうが、嫌われてもいいんです。

あなたは利用される側の立場で終わってもいいんでしょうか?そんな人を身近に置いておいてもいいんでしょうか?

時には人を切り離す力も必要です。

利用されないために嫌なことは、はっきり断りましょう。

以上、男女友達や上司、元カレやママ友に利用される真面目で優しい人の心理と搾取について、を書かせてもらいました。

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