朝一や夜に「憂鬱」「不安」になるのは何故なのか?

心理学

朝一や夜になるととても憂鬱になることがあなたにはあるでしょうか?

特に夜は憂鬱になり不安になる人はとても多いのです。

こういうことはなかなか人には話せないのではないでしょうか?

しかし憂鬱になることは別に病気でも、異常なことでもなく、ごく当たり前のことなので心配しないでください。

正常なので大丈夫です。

では正常なのに夜に不安になってしまうのはどうしてなのか?その理由を見ていきましょう。

夜に向かっていくと脳の活動は・・・

ここでは「セロトニン」と「メラトニン」という言葉が出てきます。

  • セロトニン(感情をコントロールする物質で、不安を抑制する効果がある)
  • メラトニン(生体リズム調節に重要な役割を持っている)

基本的に人は夜に向かって、脳の活動を低下していく生き物です。

朝起きてから脳の活動は徐々に上がっていき、夜の寝る時間帯に入ると脳の活動は下がっていく。

これはセロトニンが関係していて、1日の中でセロトニンは変動しています。

朝起きてからセロトニンは徐々に高まっていき、夜になっていくとセロトニンがメラトニンに置き換えられていくのです。

人は毎日この繰り返しの日々を送っています。

セロトニンが下がっていくということは、「憂鬱」「不安」「ネガティブ思考」に陥りやすくなるのです。

朝起きた直後に憂鬱なのは・・・

セロトニンが1番低い時間帯はどこでしょう?

それは朝起きた直後になります。

「今日も学校か・・・」「今日も仕事か・・・」考える人いると思います。

朝起きた時にすごく憂鬱なのは、夜に憂鬱になるのと同じ理由でセロトニンが低いからです。夜と違って0からスタートなので下手したら夜より憂鬱になり得るかもしれません。

しかしそれは当たり前なので正常です。大丈夫です。

何も心配はいらないです。

不安への対策・・・

しかしそれでも不安になってしまう方もいると思います。

そこで対策としては「朝散歩」してみると効果的と言われています。

セロトニン神経を根本から鍛えて上がり下がり幅を無くしていく。

高いレベルでセロトニンを維持することは「朝散歩」を習慣的にやっていく。

こうすることで朝や夜に起きる、憂鬱な気持ちや落ち込み、浮き沈みが軽減されていくのです。

寝られない人はどういう状態?

夜に全然眠りにつけない人がいます。

その人は心が「不安」の状態になっています。

睡眠が悪い人はリラックスモード(緊張をとくこと。くつろぐこと。)になっていない人が多いです。

リラックスモードの人は眠気が出て深い睡眠に入っていきますが、「不安」で「緊張モード」の人は全然眠ることが出来ません。

「不安」=「緊張」。

ここで寝られない人に、不安で緊張モードに入っている人にやってほしくないことがあります。

  • その日の仕事の失敗を後悔して夜を過ごす。
  • 友達と喧嘩をして仲直りせずにモヤモヤした気持ちで夜になる。
  • 自分のしたことは正しかったのかという不安の気持ちを持って夜を迎える。

こういう自分が不安で心配なことを思い出してしまうと不安が積もり積もっていきます。

ずっとそのことばかり考えてしまい夜寝れなくなってしまいます。

睡眠が取れないことで次の日も疲れ切った状態で朝を迎えてしまいます。

寝る前にしてほしいこと

「3行ポジティブ日記」をご存知でしょうか?

今日1日の間で楽しかったことや嬉しかったことをメモ帳でもノートでも良いので、3つ書く日記です。

  • 寝る直前に書く
  • ネガティブなことは書かない
  • 3つ書く

寝る前の15分間は記憶のゴールデンタイムで最も記憶に残ると言われてます。

自分の価値観を認めポジティブになることが出来るとも言われています。

この楽しかったことや嬉しかったことを書き、思い出しながら穏やかな気持ちで布団に入る。

これを「憂鬱」な人や「不安」な気持ちがある人にはおすすめをします。

注意としてはネガティブなことはダメです。

不安やネガティブ思考が出てきて睡眠を妨げる要因になるからです。

気をつけてください。

まとめ

寝る前に憂鬱な気持ちになったり不安が起きやすいのはごく当然のことです。

病気や異常ではなく当たり前のことなのです。

それでも不安と思う人は「3行ポジティブ日記」を書いてみてください。

寝る前の憂鬱や不安な気持ちが何もしないよりは軽減するはずです。

以上、朝一や夜に憂鬱になるのは何故なのか?を書かせてもらいました。

参考にさせて貰った樺沢紫苑さんの作品です。

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