日本の悪習慣として定着する「飲み会・忘年会・新年会」-私が経験した会社での体験談 

日本の悪習慣シリーズ

はじまり

自分語りが入っています。

「飲み会・忘年会・新年会」は、今もなお多くの日本企業で悪習慣として残っていますし、私はそう思っています。

「参加したい」・「楽しみたい」人同士で行えば良い物を、参加したくない人達を強制参加させた挙句、幹事に指名し「後は任せた」と言わんばかりに手伝いもせず文句ばかり言ってきます。

本記事では、日本の悪習慣の一つである「飲み会・忘年会・新年会」についてと、私が経験した会社での実体験を交えながら話していきたいと思います。

「飲み会・忘年会・新年会」とは?

本当の意味の「飲み会・忘年会・新年会」とはどっちなのでしょうか?

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同じ会社の先輩や上司、取引先との関係を深めるために、親睦を深めるために行われるイベントです。

飲み会では参加者が飲み物や料理を注文しながら、会話や歓談を楽しむことができます。

忘年会や新年会は、抱負や反省、目標をみんなの場で発表し先輩や上司にアドバイスを貰える場でもあります。

自分の意気込みを喋り、やる気を見せ、自分をアピールする場でもあり、普段は話しづらい上司や先輩、同僚と話せる貴重な場です。先輩や上司からアドバイスを貰いながら楽しく飲んで過ごせる最高のイベントと言えるでしょう。

場が盛り上がってくると2次会に行く人も出てきます。先輩や上司との貴重な時間を過ごすことが出来るでしょう。

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同じ会社の喋りたくない先輩や上司、取引先のお守りをするために、気遣いをするために行われるイベントです。

「飲み会・忘年会・新年会」問わず、周りに気を遣い飲み物や食事が無くなったら、すぐに欲しいものを聞いて再度注文するという雑用係をやらされます。

嫌っているから喋らない先輩や上司との強制的なコミュニケーションは地獄であり、新たな抱負や意気込みをみんながいる場で強制的に言わされ、それに対して必要ないアドバイスを貰います。アドバイスならまだしもそこから始まるのは説教や、仕事に対してどう思っているのか等の精神論です。

早く帰りたいと思う中、2次会も強制的に参加させられ、そこで行われるのはまた説教でしょう。無駄な時間です。

私が経験した会社の飲み会の幹事について

上司からの一言。「会社のみんなでバーベキューをやろう」ここから物事は始まりました。

幸い自分がいる会社でコロナにかかっている人はその時はまだ1人もいませんでしたが、コロナが流行り始めて身近な人たちが感染している中でのこの発言。

「正気か?」と思ったのを覚えています。「コロナが流行っているし万が一かかったらやばいのでしないほうがいいと」何回も言ったが聞き入れてもらえず。

自分の先輩にも話をしたらしく、家族を持っている先輩なので断りを入れるかと思ったらまさかの「いいですね!」という一言・・・。

コロナになったら会社を休まなきゃいけなくなるのと、周りにも迷惑をかけるのが分かっているのにも関わらずなぜ承諾するんだと・・・。

バーベキューに関して強制的に参加させられている自分に、上司が言ってきたのが「俺君からバーベキューのことを社長に言って」という言葉。言い出しっぺのあんたが言うのじゃなく何故自分なのかと思いながらも、社長だったらこの時期でのバーベキューは流石にさせないだろうと期待を込めて話したら「みんなでやろう」という言葉が返ってきました。どういうことなの・・・。

ここからが自分は地獄でした。

幹事をやるのは自分と強制的に決定し、出席したくないと言う人がいるにも関わらず全員参加を強制。出席したくない人と自分で何度愚痴を呟いたことか。

場所は会社の近くにある広場で行われることが決定し、幹事をやる自分が全てを用意しなければならなくなり、参加人数は30人を超えていました。

バーベキューに使う道具、皆んながどんな肉を食べたいのかを1人1人に聞き、どれぐらいの肉が必要なのかの計算し、肉屋に電話しては大きさが分からないので行って自分の目で確認して予約。オードブルの電話予約。酒をどれぐらい飲むのかを計算してビールサーバーの予約や缶ビール、焼酎等はどれぐらいあれば余るぐらいなのかを計算、紙皿やトングの買い出し、ビンゴ大会を行うと言うことで30人分の景品の買い出し、飲み会終了後のタクシーの手配、誰が誰と一緒に帰るかの報告等をほぼ1人でやりました。

せめてもう1人幹事をつけてもバチは当たらないと思いましたね。正直参加人数に対して幹事が1人は少なすぎます。肉とか酒が少なかったら文句言われるし、自分の休みの時間をこの飲み会のために奪われてましたからね。

バーベキューが始まってから終わるまでの2時間から3時間。結果的に自分は肉を一切食べていません。

幹事は肉を焼いて他の参加者に肉を配るのが役割ということと、参加者のお酒がなくなったらお酒を配りに走りに行く。

ビンゴ大会をやるので前に出てビンゴアプリでずっと番号を喋っていました。

途中で席に座れと言われて仕事に対してのことを延々と言われ続けたりしてました。

挙げ句の果てには「あの肉がない」と文句を言われる始末。だから確認したのに「文句を言うんじゃねえ」と口に出して言いたかった。

最後には飲み会あるあるのこれからの仕事に対しての豊富をみんなの前で喋らされる始末。

流石に後片付けはみんなでやりましたよ。タクシーが来る時間より少し早く切り上げて片付けをさせました。1人でやらされることがあったらブチギレていたでしょう。

2次会をやると言っていましたが、自分は疲れていたし家に早く帰りたくて言葉を振り切り帰りました。

2度と参加したくないと思いましたね。

飲み会の幹事をやっての感想

飲み会の強制参加はパワハラに当てはまると思うのですがそこのところはどうなのでしょうか?

陰でどれだけ面倒くさいことをこなしているのかが分かっていないのではないかと思います。

言い出しっぺが責任持って幹事や準備をしてくれ。せめて手伝え。飯を食わせろ。

それと分かったのは幹事はやはりみんなのお守りや気遣いをするためだけに存在する立場だと改めて思いました。

正直こんな幹事という立場を好き好んでやる人はいないと思いますし、まず飲み会をしたくない。

絡みが面倒、そこまで親しくもない、プライベートのことなんて聞いてくるなよ、余計なお世話だと思います。

飲み会に喜んで参加する人は幹事をやっていない人、縁がない人たちですよね、間違いなく。

1度幹事をやらせたら2度と参加したくないと思うはずです。

本当に思うことは好きな人だけ飲み会をやって、参加しないと言っている人には強制参加させないのをこれからの会社・社会は徹底して欲しいと感じました。

まとめ

私は自分と親しい友達や知り合いとの飲み会は好きです。遠慮しないで楽しい時間が過ごせますから。

私は関わりたくない人たちとの飲み会は嫌いです。特に会社関係の人たち。全員が悪い人ではないですが、気遣いやお守りをする立場になってしまうからです。

上司の圧に負けて参加したくない飲み会に参加せざるを得ない人もいると思いますし、幹事なんか頼まれたら地獄を見ます。

もしそういう立場になったら1人でもお願いして味方を作っておくことが大事です。

全て1人でやると本当に疲れます。自分がそうだったので間違いないです。

会社の飲み会、嫌いな人との飲み会というイベントがいつの日か消滅してくれる日を願っています。

以上、日本の悪習慣として定着する「飲み会・忘年会・新年会」-私が経験した会社での体験談、を書かせてもらいました。

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