5秒ルールとは?
何か行動を起こしたい時、考えた時に心の中で5秒数えます。
(5・4・3・2・1)カウントダウンです。
そしてすぐに行動にうつすという方法になります。
例
- 勉強を始めたいと思ったら5秒のカウントダウン後にすぐに勉強を始める。
- 朝起きるのがだるくても5秒のカウントダウン後にすぐに起き上がる。
何故5秒?
人間は考えている時間が長ければ長くなるほどやらない理由を考えてしまう生き物だからです。
今の場合5秒以上考えると脳はしっかりとやらなくていい理由を考え出してしまうということです。
脳は現状維持を好む傾向があります。
新しいことを始めようとしたり、やっていることを止めようとするとそれを阻止してきます。
行動を起こさない言い訳を脳が考えつく前にたった5秒で行動を起こすきっかけを作ることでスムーズに作業することができるようになります。
作業興奮
5秒ルールによって実際に行動を一旦始めてしまうと作業がある程度長く続けることが出来る様になります。
これが作業興奮による効果です。
行動を起こすことにより脳の側坐核が刺激されドーパミンが分泌されてやる気が持続するという仕組みになります。
5のルール
しかしいずれは集中力が落ちてきて作業をやめたくなってしまう時が絶対来ます。
その時は「5のルール」を使うのが良いです。
例
- ランニングをしていてやめたくなったらあと5分だけ走ってみる。
- 読書に集中できなくなったらあと5ページだけ読んでみる。
作業をやめたくなったら5のルールを使い作業を無理なく続けるようにしましょう。
これを守るだけで作業の継続時間が劇的に伸びます。
1日に何時間もの無駄を生み出してしまう
一旦目の前の作業から気がそれると元の作業に戻るまでに平均20分〜30分の時間を必要とすると言われています。
勉強中にゲームをしたくなったら5分間だけ勉強を延長してみてください。
すると5分経った後はゲームをやりたい衝動が低減されています。
結果的に作業を延長できたりスムーズに仮眠等の休憩へと移行できるようになります。
5秒以内に行動すれば変化を起こすことが出来る
人生を存分に活かしているかはそういった5秒間をどう使ってるかで決まってきます。
5秒以内にすぐ行動したら気分関係なく自分をコントロールすることができるようになります。
自分がどう行動したいかを選択出来るようになります。
まとめ
- 5秒ルールとは心の中で5秒(5・4・3・2・1)と数え行動に移すこと。
- 5秒以上考えると脳が言い訳を考え始めやらない理由を作ってしまう。
- 脳は現状維持を好む。
- 脳が言い訳を作る前にたった5秒で行動に移すようにする。
- 行動を始めるとやる気が持続し作業がある程度長く続くことが出来るようになる。
- 5のルールを取り入れることにより作業の継続時間が劇的に伸びる。
- 自分をコントロール出来るようになり人生を存分に活かしていけることが出来る。
以上「変化を起こし自分をコントロール出来る5秒ルールとは」を書かせてもらいました。
余談
自分もこの記事は5秒ルールを実行して書きました。
行動しようと思っていても実際動ける人はそういないのではとも思ってしまいますね。
カウントダウンが「5・4・3・2・1」というのはなんか納得はできます。
「1・2・3・4・5」だと確かに「6・7・8」と続いていきそうな感じします。
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