偽善者の末路:信頼を失う行動とは?身を守る方法とは?

心理学

はじめに

この世の中は「嘘」に満ち満ちています。

人間は完璧ではありません、誰でも時には偽善的な行動をとることがあります。偽善者とは、それが日常的な行動や言動として現れる人のことを指すのです。

「偽善者」という言葉は知っていると思いますが再度簡単に説明を。

偽善者とは、自分が正しいと信じる一定の道徳的価値観や行動規範を持ちながら、その規範に反した行動をとる人を指します。つまり、自分が実践していない価値観や行動を他人に求めたり、または公然と批判したりする人を指します。

簡単に言うと、自分が大切だと思うことを言ったり、他の人に教えたりするけれど、自分自身はそのことを実際に守っていなかったり、逆に反対のことをしたりする人のことです。

「嘘はつかないことが大切だよ」と言いながら、自分自身は嘘をついていたり、他の人を騙したりする人が偽善者です。

こんな人が身近にいることはあなたに悪影響を及ぼしかねません。今回は偽善者の行動や特徴、受けてしまう悪影響、偽善者の末路等を書いていこうと思います。

偽善者の特徴

ここに書かれているのが全てではないので参考までに。

  • 行動と言葉が一致しない

自分が持っている信念や価値観に反する行動をとることがあります。たとえば、差別を許さないと言いながら、自分自身が差別的な行動をとる場合があります。

  • 自分の行動について責任を持たない

自分が言動をした際に他人が不快に思った場合、相手に原因があると考える傾向があります。

  • 目的や利益のために嘘をつく

自分自身の利益や目的のために、嘘をつくことがあります。

  • 他人に行動を強要することがある

自分自身が実践していないことを他人に強制したり、推奨したりすることがあります。

  • 自分を良く見せるために、行動を変える

自分を良く見せるために、本来の行動や態度を変えることがあります。たとえば、ある人から嫌われるような発言をしないように気を遣ったり、特定の人から好かれるような態度をとったりすることがあります。

  • 自分を正当化するために、言い訳をする

自分が持っている信念や価値観に反する行動をとった場合に、その行動を正当化するために言い訳をすることがあります。たとえば、「特別な事情があったから」といった理由をつけたり、他人の行動に対する批判をすることで、自分自身を正当化することがあります。

  • 相手の欠点を批判する

自分が持っていると思われる美徳や善行を誇示しながら、相手の欠点を指摘することがあります。自分自身が欠点を持っていることを認められないため、他人の欠点を強調することで自分を正当化しようとするのです。

  • 他人の承認を求める

自分がどう見られているかを気にし、他人からの承認や評価を求める傾向があります。そのため、自分を正当化するために嘘をついたり、他人に媚びたりすることがあります。

  • 自分の不満や不平を人にぶつける

自分自身が抱える不満や不平を他人にぶつけることがあります。自分自身が直接的に相手に不満をぶつけることを避け、他人を攻撃することで、自分自身を正当化しようとするのです。

偽善者がいることで受ける悪影響とは?

偽善者は、嘘の行動や嘘の言動が本当かどうかを見抜けない人たちに対して、誤った判断や思い込みを与える爆弾です。

  • 信頼関係の崩壊

表面的には善人のふりをしていますが、その裏では自己中心的な思考や行動をとっていることが多いため、周囲の人々からの信頼を失います。その結果、周囲の人々との人間関係が悪化し、信頼関係が修復されることは2度とないでしょう。

  • 社会全体の信頼感の低下

偽善者が多く存在する社会では、誰を信じてよいかわからなくなります。その結果、社会全体の信頼感が低下し、偽善者が横行する悪循環が生まれることがあります。誰しも嘘はつくかも知れませんが、嘘だけついて生きている人もいます。嘘に囚われている人生です。

  • 自己肯定感の低下

嘘や偽りをつかれた場合、自分がそのような人間と関わってしまったことに対して自己嫌悪に陥ることがあります。その結果、自己肯定感が低下し、心の健康に悪影響を与えることがあります。心身ともにダメージを与えてきます。

偽善者から身を守るには?

嘘をつく偽善者から身を守る為にはガードを固めるしかありません。

  • 目を見張る行動や言動に騙されないこと

目立つ行動や言動で周囲を欺こうとすることがあります。しかし、その行動や言動があまりにも目立ちすぎている場合には、その人の本当の意図に疑問を持つことが大切です。

  • 行動と言動の整合性を確認すること

その人の言動と行動が一致しているかどうかを確認することが結果的に身を守ることになります。理由を探ることも重要です。偽善者である可能性がある場合には、相手が何かを隠そうとしている可能性があります。

  • 誰かの判断に依存しすぎないこと

偽善者は他人の評価や承認を得ることに熱心です。しかし、それに依存しすぎてしまうと、その人の本当の意図を見抜けなくなってしまうことがあります。自分自身の判断力を磨き、自分の意見や考えを持つことが大切です。

  • 人間関係を大切にすること

偽善者は、自己中心的な思考や行動が目立つことがあります。そのため、偽善者との関係を築くよりも、人間関係を大切にすることが重要です。

  • 偽善者に対して直接的に対処すること

偽善者が周囲に与える悪影響を抑えるためには、偽善者に対して直接的に対処することが必要です。偽善者に対して、自分の気持ちや思いを正直に伝えることで、微かな希望ですが関係を改善することができるかもしれません。

偽善者が辿る末路

オダマギの花言葉は「偽善」です。

信用を失い孤独に陥ること、周りから人がいなくなります。偽善者は自己中心的であり、自分の欲望を優先させがちです。

そんな偽善者の近くにいたいと言う人はこの世にはいません。

また、偽善者は自己正当化をすることが多いため、自分自身に対する嘘や妄想に取り憑かれることがあり、心の平穏を失ってしまうこともあります。

さらに、過去の行動が暴かれることで社会的に非難され、人生を狂わされることもあるでしょう。

偽善者の末路は、自らが築いた虚偽の世界から打ち震える瞬間が訪れることがあり、深い後悔や自責の念に苛まれることなのです。

まとめ

自分の言動と実際の行動に乖離があることで、信頼を失い、周りの人々に嫌悪感を抱かれることがある「偽善者」。

偽善者の嘘の行動によって、その人を信じていた人たちに深い傷を負わせることもあります。誰も幸せにする事はないでしょう。

しかし、偽善者になってしまう人も、必ずしも悪意を持って行動しているわけではないかもしれません。社会の評価や自分自身の欲求によって、本来の自分と異なる言動をとってしまうことがあります。

そのため、偽善者を批判するだけでなく、その人の背景や心理状態にも目を向けて、理解しようとすることも大切だと思います。

以上、偽善者の末路とは?特徴や悪影響を知って身を守る為にやるべきこと、を書かせてもらいました。

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