体に出来るイボについての豆知識

健康

最近指にイボが何箇所か出来てしまい治療してもらった

最近自分の指に何箇所かイボが出来てしまいました。

皮膚科に行ってみてもらい薬を出してもらいました。

イボの部分に薬の液体を綿棒で塗り、専用のテープを貼り何時間か放置しているとその部分が柔らかくなります。

一週間後に再び病院に行き、柔らかくなったイボの所を削り取り液体窒素での綿棒で押し付ける治療法です。

これがまた痛いのです。

これがきっかけでイボって何なんだと思い少し調べてみました。

イボにもタイプがある

イボは、医学的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)といいます。

ヒト乳頭腫(乳頭腫)ウイルスの感染によって生じます。

発症部位や形態などによって、いくつかに分けられます。

  • 青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

直径2~3ミリくらいで、表面は平らです。

若い女性のおでこや口の周りに出来やすいですが、子供でも見られるということです。

  • 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

手足の末端に多く出ることがあります。

行面が凹凸していて子供から大人にまで見られますが特に子供が多いということです。

  • 足底疣贅(そくていゆうぜい)

足の裏に出来ることがあります。

圧力がかかるということでほとんど隆起しないということです。

  • 尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)

皮膚粘膜や陰部に出来るということです。

硬くならず、乳頭状、鶏頭状のイボということです。

  • 伝染性軟属腫(でんせいせいなんぞくしゅ)

柔らかく光沢があるため一般には「水イボ」と呼ばれています。

子供がプールなどで感染したりするということです。

イボはうつる

イボはウイルス性なのでうつります。

しかし触っただけでは感染はせず切り傷等にウイルスが入った時だけ感染しイボになります。

イボは切り取っても、その傷口からまたウイルスが入り、再発することがあります。

なので自分で勝手にイボを取るのは絶対にダメです。

必ず皮膚科に行き先生の指示に従ってください。

治療法

イボの治療には、凍結、焼灼、腐食などで感染細胞を破壊する外科的治療。

内服薬によってイボのウイルスに作用する内科的療法があります。

イボの種類や発症部位によって、適切な治療法が選ばれます。

自分の場合は液体窒素による治療法でした。

飲み薬(漢方薬)としては代表的なものはヨクイニンです。

肌があれがちな方、肌のキメが乱れているという方、いぼが気になる方などが飲まれると良い漢方薬です。

「ヨクイニン」は、ハトムギの皮を除いた種で、古くからお肌のために用いられてきた生薬です。

消炎作用や体の水分バランスを整える作用があると言われ、肌あれや、いぼに効果がありおすすめです。

消失前は、注意が必要

イボの治療が進んで、消失が近くなると特に青年性扁平疣贅ではイボの周囲が赤くなり、同時に痒みが出てきます。

この時、痒いからとイボをかかないように注意することが必要になってきます。

消失は親イボから始まり、周囲の子イボに及ぶことが多いようです。

まとめ

イボにも色々なタイプがあります。

自分でイボを勝手に取るのは良くないということ。

自分のイボがどのタイプかを知った上で皮膚科に行き先生に適切な処置を施してもらってください。

切り傷の場所からウイルスが入り感染するので切り傷はつけないようにしましょう。

以上体に出来るイボについての豆知識を書かせてもらいました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました