あがり症とは心配性 緊張を無くす為の対策と克服と治し方について

人生を変える行動

はじめに

堀江貴文(ホリエモン)さんという方がいらっしゃいます。

どんな人かを簡単に説明すると、「ビジネスの世界での成功や挫折を経験し、色々ありましたが今もさまざまな活動を通じて注目を集める存在となっている方」です。

堀江さんが出された本『君がオヤジになる前に』をご存知ですか?

この本での「オヤジ」とは年齢的な意味ではなく、あらゆること(仕事の接し方・服装や体型・人との付き合い方等)をより良き方向へ改善することを放棄してしまった人達という意味での表現です。

内容としては、オヤジ(自分達)は現状にただ不満を持ち、将来に不安を抱えながらもそこを打開しようという意思すら奮い起こせない、不平を口にするだけの「思考停止状態」に陥っている。そんな人達に対して堀江さんが考え方や回答を示してくれた本になります。

色々書いてあり全てが参考になるのですが今回はあがり症について書いてあったのでそこを取り上げていきたいと思います。

思考を停止してはいけません。「オヤジ化」してはいけません。

「オヤジ化」はあなた(自分)の成長の終わりを意味するのだから。

あがり症はただの心配性

堀江貴文氏

人前では緊張するという人の気持ちが分からない。昔からどこの場所でも自分は緊張したことがないと堀江さんは語ります。

テレビや公演に呼ばれた時も、ドキドキして上手く話せなくなった経験がないので、「あがる」という感覚が理解できないと言われています。

堀江さんは疑問を読者に投げかけました。

  • 沢山の人に見られたり、囲まれたりすると緊張するなら、どうして渋谷駅や新宿駅等の人が多く集まる場所で人は緊張しないのか?
  • 大勢から視線を向けられるのが怖いのか?
  • 視線で怪我をするのか?
  • 人前で恥ずかしい思いしたら死ぬのか?。

いや違う。「あがり症の人は心配性なんだ」

堀江さんは人生、恋愛、経営等。全てにおいて心配しないと言われます。

マイナスの思考はできるだけ排除すること(例)

  • 失敗したらどうしよう
  • 他人に馬鹿にされたくない
  • 自分を否定されるのが怖い

悪いことは想像しても意味がないのです。

堀江さんにとって最も恐ろしいのは「死」。それ以外に怖いことは何も無いと言われます。

「死」の恐怖から逃れるために、思考で頭を満たしている。これは仏教で言う瞑想修行の1つらしいです。

何かを考えると恐怖は自然と去っていく。

ブログでもTwitterでもなんでも良いので、一瞬の隙もなく、何かを思考、発信していれば緊張なんてしている暇は無いと言われます。

事前準備をしていれば緊張はしない

あなたにとって緊張する場面がこの先あるとするならば事前準備は欠かせません。

  • プレゼン発表
  • 高校・大学受験
  • 人前でのスピーチ
  • 就職の面接
  • 試合の前

前夜はよく眠り、事前にトイレに行き、便意を催すのは嫌なので朝ごはんは抜く。

それだけで充分成果を発揮できたと堀江さんは語ります。

これはあなた(自分)のパフォーマンスを落とさない為にもとても大事なことです。

緊張する人、あがり症と言う人は自分の能力を最大限に活かす努力をしていないのでは無いだろうか?

要はくよくよ悩む前の当たり前の準備が出来ていないという事。

アドリブに強い人がとても羨ましいと言う人がいますが、その人達がどれだけ日常的にトレーニングを積んでいるかをあなた(自分)は知らないのでしょう。

自分の努力不足を棚に上げて、他人のいいところばかり妬んでいては、何1つ進歩しません。

マイナスの感情は自分の力で、努力で克服する。これが当たり前だと堀江さんは語ります。

本来緊張して身が縮こまるという反応は人間にはインプットされていない。何故かというと、そんなものがあれば狩猟時代、野生動物に囲まれた環境で生き残れるはずがないからです。

あがり症が治らないという人は、人前で良い思いをしたことがないのではないだろうか?

沢山の人からの喝采を浴びる、褒められる経験を1度でも体験したら緊張などとっくに吹き飛んでいる。

あなた(自分)が緊張する、あがり症である理由は、充分な資料を揃えたり、必要なデータを調査したり、発表のイメージトレーニング、事前の努力が足りなかったというのが答えになります。

ヒューマンエラーを前提にして対処策を考える

堀江さんはライブドアの初期の頃は、様々なクレーム対応をやっていた時期があったという。

ただひたすら「申し訳ありません。ごめんなさい」と謝っていたそうです。

それ以外にお詫びの気持ちを示す方法がなかったと語ります。

しかし、お客様には再発防止策を立てて、きちんと説明する努力をしたそうです。トラブルが発生した際には、その手順をイチから調べ上げて、ミスが2度と起こらないようにシステムを組み直したそうです。

ビジネスでも何事でも、根本的にトラブルやミスをゼロにするのは困難だが、再発防止策を立てることにより、最小限に減らすことができます。それこそが本当のクレーム処理と言われます。

失敗や苦労は、若い時は買ってでもしろと世間では言われますが、それは違います。

苦労を買うより、ミスを防止する思考力を育てる方が、若い人には大事です。

ヒューマンエラーはいかなる対策を取ろうとも必ず起こります。必ずです。

それならヒューマンエラーをゼロにするより、ヒューマンエラーを前提にしたトラブル回避システムを作る方が、効率は断然良いです。

これは、個人レベルでも充分できます。堀江さんの場合は思いついたことはすぐに携帯にメモをするそうです。「覚えているから大丈夫」とは絶対に考えないそうです。

旅行に行く時にカバンを3つ持って行くとしたら、3つ全てのカバンに、歯ブラシとデンタルフロスを入れておく。そうすれば万一、バッグがなくなってもしっかり歯のケアが出来る。

小さなことだが、これは大きなことに繋がります。

堀江さんは、緊張はしないが、ミスは必ずどこかでおかすと考えているそうです。

人はミスをする生き物。自分はミスらないという考え方はとても危険。

必要な準備と予防策を怠ってしまうからだ。

だからミスによるクレームも無くなることは無い。

クレームは気が重くなるが、予防策を練る機会を貰えたと前向きに考えた方が良いだろう。

まとめ

「めんどくさい」は「思考停止」をした人間の、自覚のない敗北宣言である。

つまり物事に対して解決方法はほぼあるということです。

思考を停止せずに考えてみてください。あなたの今悩んでいる問題、課題、挑戦、疑問、行動等。

思考停止した人へのケア方法など皆無に等しいのです。

今回はあがり症とは心配性ということで書いてきました。それが何故かというと事前の努力が足りないということも分かりました。

自信を持って行動しましょう。あなたのやってきた努力は全てが無駄にはなりません。

努力した者が全て報われるとは限らない。しかし、成功した者は皆すべからく努力している。

以上、あがり症とは心配性 緊張を無くす為の対策と克服と治し方について、を書かせてもらいました。

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