はじめに
大人になっても、人間は完璧ではありません。誰しも、時には子供のような心を抱くことがあります。
しかし、それが行動や言動に現れると、周りの人々に迷惑をかけたり、不快な気持ちを与えたりすることがあります。
特に、マウントを取る行動をとる人たちは、その中でも特に問題視される存在です。
この記事では、子供心を捨てられないマウントを取る人の特徴や行動について紹介し、その末路について考えていきます。
見ていきましょう。
子供心を捨てられないマウントを取る人とは
子供心を捨てられず、常に自分が他人よりも優れていると思い込み、それを周囲にアピールしようとする人は以下に当てはまります。
- 承認欲求が強い
他人からの肯定的な評価や注目、支持を受けることで、自分自身の存在や価値を認められたいという欲求。
- 嫉妬深い
自分が持っていないものや自分にはない能力や資格などを持っている人に対して、強い嫉妬心を抱いている状態。
成功や幸福を見たり聞いたりするだけで、自分にはないものを持っているということで妬む。
自分自身が成功や幸福を手に入れるために、他人を攻撃したり、陰口を叩く。
- 自己主張が強い
自分の意見や主張を発信することで、自己実現や自己満足を得る。
自分の考えを押し付けたり、他人の意見を聞かずに自分の主張だけを通そうとすることがある。
- 自己顕示欲が高い
自分自身を他人よりも優れた存在と認めさせようとする強い願望を持つこと。
自分が知識や技能、経験、社会的地位などで他人よりも優れていると考え、それを周囲にアピールする。
自分を他人よりも優れた存在と認めさせようとすることに夢中になりすぎる。
- 他人を下に見る
自分が失敗したときには他人を責めたり、自分が成功したときには他人を見下すことで自分の価値を高める。
自分よりも優れた人が現れた場合には、その人を敵視して攻撃的な態度をとる。
例えば、自分の趣味や好みが他人よりも優れていると主張したり、自分の経験や知識が豊富だとアピールするなど、他人を見下すような態度をとることがあります。彼らは、他人に認められることで自己肯定感を得ようとしているといえます。
大人なのに情けない・・・なぜマウントを取るのか?
なぜ、大人になってもマウントを取る幼稚な人がいるのか考えてみました。
- トラウマの影響
- 成熟していない
- 感情的になりやすい
もしかしたら過去のトラウマや、親の影響、社会的な圧力などが原因として考えられるかもしれません。過去に誰かに見下された経験がある人は、自分が他人よりも優れていることで自分を守ろうとすることがあります。
また、親が自分を褒めたり、自分を優秀だと思っていたりする環境で育った場合、自分が他人よりも優れていると信じ込みやすくなります。社会的な圧力が大きい場合、自分をアピールすることで、他人に負けないことを示そうとすることもあるかもしれません。
しかしその理由が人にマウントを取っていいという理由にはなりません。やられている方は心底うんざりしているでしょう。
マウントを取っている人もそこに気づけるかどうかで、今後の道が変わってくることでしょう。
マウントを取る人の末路
マウントを取る人の末路は最終的には悲惨な形を迎えるでしょう。
- 他人から嫌われることで自分自身が不幸になる
- 自己顕示欲が高いため、自己評価が高いと感じているが、現実的にはそうでない場合が多い
- 幸福感が減り、ストレスが増える
マウントを取り続けることで、周囲から嫌われ人が離れていきます。これは紛れもない事実です。
また、自分が他人よりも優れていると思い込んでいるため、自分には必要ないと思ってしまう知識や経験がある場合、それを身につけることができなくなる恐れがあります。つまりは勘違いを引き起こします。
さらに、他人と比較し続けることで、自分に自信が持てなくなり、孤独や不安を感じることもあります。
こういう状況になった場合助けてくれる人が現れるでしょうか?現れません。
自分がしてきたことを心の底から後悔するでしょうか?しません。
人に謝ることはするかもしれません、しかしそれは上っ面の謝りでしかないです。今不幸になっている自分が可哀想と心の中では思っています。長年してきた人への嫌がらせが自分に返ってくる時はきっとくるでしょう。
ジ・エンド。
子供心を保ちながらも大人として成長する方法
救済処置です。
子供心を捨てることは必要ありませんが、大人としてのマナーやエチケットは守る必要があります。自分が他人よりも優れていることをアピールするのではなく、相手の話に耳を傾けたり、協力したりすることが大切です。また、自分には必要ないと思っている知識や経験にも興味を持ち、自己成長を目指すことも大切です。自分と他人を比較することに囚われず、自分自身の成長を目指して、前向きに努力することが望ましいということですね。
子供心を保つことで、創造性や好奇心を持ち続けることができます。子供のように新しいことにチャレンジし、失敗を恐れずに挑戦することも大切です。また、遊びや趣味を楽しむことで、ストレス発散にもなります。
1人でもマウントを取る人が減り、1人でもその嫌がらせから解放されますように・・・
まとめ
子供心を捨てられず、自分が他人よりも優れていると思い込み、マウントを取る人がいます。
もしかしたら過去のトラウマや親の影響、社会的な圧力が原因として考えられます。
マウントを取り続けることで、周囲から嫌われることがあり人が離れていき、自分に必要ないと勘違いして知識や経験を身につけることができなくなる恐れがあります。
子供心を保ちながらも大人としてのマナーやエチケットは守る必要があります。
自分自身の成長を目指し、前向きに努力することが大切です。また、創造性や好奇心を持ち続け、遊びや趣味を楽しむことも大切です。
1番は大人になってまでマウントを取ることは恥ずべき行為だということを再認識しなければいけないことです。
以上、大人なのに情けない・・・子供心を捨てられないマウントを取る人の末路、を書かせてもらいました。
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