PlayStation・PlayStation2・PlayStation Portable・X box 360・Wii等で発売され、ステルス忍者ゲームの傑作とも言える「天誅」。
ステルスアクションゲームの一種で、敵から身を隠し一撃で葬り去るという忍者の任務主眼としたゲームシステム。
時代背景としては戦国の時代で、実在の歴史人物は登場しない。
「天誅」とは?
意味としては天に代わって(または、天が)罰を加えること。
ゲームとしては主人公を操作しながらステージごとに決められた任務を遂行していき悪人を懲らしめるということ。
忍具
忍びとして生きるには訓練は勿論のこと忍具も使いこなせないと生きてはいけない。
敵の城に潜入する際や敵に見つかった時、逃げるのか・隠れるのか・殺すのか。
いかなる状況においても慌てず忍こと。これが忍者。
その時にどういう忍具を持っていれば生き残ることが出来て任務を達成できるのか。
ステルスアクションゲーム「天誅」に出てきた忍具を一部見ていこう。
- 鉤縄
先に鉤状のものがついた縄で、相手の腹に引っ掛けて、片腕を後ろ手に縛り、相手の動きを封じる。
このほか敵の足元に投げかけて、足をすくったり、高いところに投げかけてよじのぼる道具として用途は幅広い。
ゲームだとやはり高いところに投げよじ登る場面が多い。
- 手裏剣
方向を定めて、回転を加えて打つ。
ゲームだとダメージはあまりないが犬退治には役に立つ場面が多い。
- 撒きびし
逃走路に撒いておいたり、逃走しながら撒いて、敵の足を止めるのに使われた武器。
ゲームだと踏んだ相手は一定時間無防備になるが、自分が踏んでも同じように一定時間無防備になる。
- 煙玉
煙幕を用いて陽動や逃走を図るために使用。現在の催涙弾みたいなもの。
ゲームだと煙に当たると「動き」と「視覚」を封じることが出来るが、視界は遮ることは出来ない。
- 癇癪玉
花火の一種、火薬を利用して大きな音を立てる。
ゲームだと投げた後に対象者に触れると爆発、地面に落ちると5秒後に爆発を起こす
- 地雷
地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。「悪魔の兵器」とも呼ばれる。
ゲームだと地面に設置した後、誰かが踏むと爆発を起こす。ダメージは癇癪玉より少なくあまり使うことはない。
- 痺れ団子
現実にはあるのか、あっても使われることがあるのか不思議な忍具。
ゲームだと動物や人間でさえ拾い食いしてしまう毒団子。敵を誘き寄せ食べている最中は周りに注意が向かなくなり、即効性の毒でしばらくの間敵を行動不能にできる。
- 虎バサミ
罠の中央の板に獲物の足が乗ると、バネ仕掛けによりその上で2つの半円ないし門型の金属板が合わさり、脚を強く挟み込む。
ゲームだと誰かが踏むとしばらく動けなくすることが出来る。ダメージはあまりないが犬が踏むと即死する。
- 火矢
味方に合図を送るときや敵陣に打ち込んで撹乱させるのに使われた。
ゲームだと火薬付きのやを放ちダメージも多く与えることが出来る。速度も速いが自爆は危ない。
- 竹鉄砲
つつに杉の実や紙つぶてなどの玉をあらかじめこめておき、別の玉を押し出して、空気の圧縮によってとびでるようにしたもの。
ゲームだと敵に大ダメージを与えることが出来る。
術
忍者といえば多数の術を持っている。
敵に攻撃されても回避することができ、敵に気づかれないように変装したりすることが出来るのが無事生き延びることに必要なことだろう。
ステルスアクションゲーム「天誅」に出てきた術を見ていこう。
- 空蝉の術
攻撃を受けたと思わせて相手を油断させる、その不意をつき反撃を行う又は逃走したりする術。
ゲームだと体力が0になると自動で使用され体力が全回復して復活。奈落の底に落ちたら使うことは出来ない。
- 変化の術
敵の目を欺くために別のものに変身する術。
ゲームだと敵に変装できるが敵に攻撃したりダメージを受けると変装が解ける。
- 霧隠れの術
自分の周りに霧を発生させて味方の姿を隠す。
ゲームだと透明になることができ攻撃をしても継続される。忍具は使うことが出来ない。
- 火龍の術
ゲームだと術者を中心に円状に炎を放ち敵を攻撃する。発動時間は長い。
奥義
学問・芸能・武術などの最も大事な事柄。最もかんじんな点。極意。奥儀。
主人公たちは奥義をいくつも持っているのだがその中から特に印象が強かったものを紹介。
紫電
男主人公、力丸が使う相手を一撃で倒せるほど強力な必殺技。
しかし当たる当たらない関わらず使えば体力が1になってしまう諸刃の剣でもある。
目の前に小さな魔法陣(九字護身法「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・前・行」を唱えている思われる)を展開後、相手の胴体に素早く日本刀を突き刺し、抜いた後ポーズを決めると雷が相手を直撃する。
裏疾風
女主人公、彩女が使う相手を一撃で倒せるほど強力な必殺技。
しかし当たる当たらない関わらず使えば体力が1になってしまう諸刃の剣でもある。
高速で移動し、居合のごとく一定の間合いにいる複数の敵に対し連続で斬撃を与える。
村正
妖刀と言われる村正。
徳川家の人間の死や負傷にかかわった凶器が、ことごとく村正の刀剣(日本刀)だったことから「妖刀村正」と恐れられ、広く人々に周知されるようになった。
ゲームだと物の怪を倒すことが出来るようになるが装備時にダメージを負い、持っている時間経過ごとに体力が減っていく。
しかし血を欲しているのか敵を倒すと体力が回復する。
まとめ
ここに載せた「天誅」の忍具、術、奥義はごく一部です。
昔のゲームではありますが忍者ゲームとしてはやりごたえがあると思います。
一度やってみてはいかかでしょう?
以上忍者ゲームとして傑作の作品「天誅」に出てくる忍具、術、奥義を書かせてもらいました。
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