はじめに
1人でいると不安や恥ずかしい気持ちになる人がとても多いこの世の中。1人でいることを見られたくない人がとても多いのです。
その気持ちを周りに悟られないように、人は人と群れます。その気持ちに支配されて、自分と合わない人と行動を共にしている人もいるのではないでしょうか?
何故1人でいることが不安や恥ずかしいと言う気持ちになるのでしょう?そう言う気持ちを持つ人は、常に友達や知人と一緒にいないと何も行動できない人達なのでしょうか?
今生きているあなたの人生、群れることでもしかしたら大事なことを無くしてしまっているかも知れません。
今回は群れる人の特徴と心理。1人だと何も行動できない群れる人と孤独な人を解説していきます。
群れる人しかできない人とは?
以前書かせてもらった記事(まともな人ほど孤独な理由。群れる人はどんな人?)でも触れさせてもらいましたが、1人になると何も出来なくなる人のことです。
群れる人達は自分の意思というものがありません。1人の時は何も行動出来ませんが、仲間と一緒にいることで急にイキリ始めるのです。
こういう人達はこれからの人生全部自分の意志からでなく、他に動かされてしまうということになり得ます。
例
「ダイエットの為に走りたいけど、1人で走るのは恥ずかしい。友達のAに話してみて一緒に走ってもらえるなら走ろうかな」
「会社辞めたいけどまだ同期のAがいるからまだ辞めなくていいか」
「焼肉を食べたいけど1人だと周りの目線がとても気になる。誰か誘ってみて、来てくれる人がいたら今日は焼肉にしよう」
走りたいなら1人で走れば良いし、会社に不満を持っていて辞めたいならすぐに辞めれば良いし、焼肉を食べたいなら1人で食べたら良い。
群れる人は自分の意思ではなく、他人の行動で物事を判断するのです。
自分の意思がないということはそれは自分の人生を歩んでいないということになります。
孤独な人はまともなのでこういう選択も自分の意思で決めることが出来ます。
群れる人より、孤独の人の方が100倍自分の意思を持っています。どっちの方が恥ずかしいかよく考えてみてください。
群れる人の人生は、他人の行動によって動かされているのです。群れる人とは自分の意思がないのです。
群れる人の特徴
多くの人に当てはまることです。全てではないですが参考までに。
- 自己主張が弱い
自分の意見や価値観を積極的に出せません。
他の人たちとの調和を保ちたいと思うあまり、自分の意見や価値観を主張することが苦手なのです。自己主張が弱いことで、他人からのプレッシャーや圧力に影響を受けやすく、自分の意志や考え方が曇ってしまうことがあります。
- 自分の意思がなく、他者に頼る
自分の意思決定がないため、他人に依存することが習慣化しています。
自分自身で問題を解決する能力が足りていなく、自分の人生を自分で決めることが出来ません。他人に依存することで、安心感を持ちますがそれは自分自身の成長や自己実現の機会を逃してしまっています。
- 個性を失っている
個性とは、他者との差別化や自己の存在意義を示すことです。
群れる人は、周りの人たちと同じように行動したり、考えたりすることが多いため、大事な個性が失われています。
個性を失ってしまうと、自分自身の存在感が薄れ、自分を失っているのです。
- 責任を回避する傾向
集団の中では責任を回避しやすい傾向があります。
集団の中で失敗しても、個人的な責任を負う必要がなくなるため、責任を回避することができます。
しかし、この中で醜い責任争いが起こる可能性もあります。責任を押し付けられた方はその群れから追い出され、1人になる可能性もあるわけです。
群れる人の心理
他人からの承認を求め、自己評価を高めるために、周りと同じように行動し、自分を無くしている人の心理です。参考までに。
- 1人でいるのは怖いのに1人でいる人を馬鹿にする(イキリたい)
- 群れに溶け込むことで自分を目立た無くする(自分を隠したい)
- 集団でいることで責任から逃れられる(責任を取れと言う人ほど責任から逃れる傾向が多い)
- 少数より多数についた方が安全圏にいられる(安全圏から石を投げる行為)
- 自分では何も決められない。人の言うことを聞くことでそれが自分の意見、意思と勘違いしている(思い込み)
社会的圧力や規範に従いがちです。群れることで、自分自身を見つけたり、自己実現を果たすことが難しくなる可能性があると言えます。
それもそのはずです。自分の意思で動いていないので、自分を見つけることは出来ませんし自己実現を果たせる訳がありません。他人は責任を取ってくれませんよ。
群れない孤独な人
まともな人ほど孤独な理由。群れる人はどんな人?でも書きましたが孤独(ぼっち)な人はまともです。
自分の気持ちや意思をしっかり持っています。自分の人生を迷いなく自分の足で歩いているのです。
世の中はそういう孤独な人をバカにします。しかし冷静に考えてみてください。
孤独でも自分の人生を自分で決められる人。群れていて自分の人生を他人にコントロールされている人、悪く言うと操り人形です。
どちらがあなたにとって本当の人生なのかを冷静に考えてみてください。答えはすぐ出ると思います。
まとめ
群れる人の全てが悪いわけではありません。
群れることで他人と繋がりを持てて感情や問題を共感したり、楽しく過ごせて盛り上がることも出来るでしょう。
しかしそれは本当に自分の意思ですか?自分の心の弱さから来る行動ではないですか?大事な個性を失ってはいませんか?
1人で行動することは恥ずかしくないです。はっきり言って他人はあなたが相当イケメンや美人、何かしらオーラを放っていなければ誰も見ていません。それはつまり1人でいるあなたのことを誰もみてないのと同じです。
1人でいることが不安や恥ずかしいと言う以前に、1人でいるあなたのことは誰も見ていないのです。
もしそのことで人と群れているのであれば今すぐ辞めて、あなたの人生を有意義に、心のままに生きてみてもいいかも知れません。
人間は皆孤独です。偽りの自分を作って人と接しているのが今の世の中です。自分の心は自分にしか分かりません。
他人は分かってあげてる風に物を言いますが、それは違います。適当なことを言っているだけなのです。何故なら自分には関係ないことだから。
何が言いたいかと言うと、世の中最終的には「何があっても自己責任」ということです。
以上、群れる人の特徴と心理:1人だと何も出来ない群れる人達と孤独な人の違い、を書かせてもらいました。
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