はじめに
相手に自己満足を見せつけることを、承認欲求と言います。
「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という強い願望を持つ人達のことであり、注目を浴びたいと言う気持ちを抑えきれず、自分の自己満足を相手に押し付けます。
承認欲求が弱い人にとっては、非常にくだらないと思うと共にとても厄介な存在と認識しているはずです。
しかし承認欲求に取り憑かれた人にも、自分の気持ち悪い行動を止めたいと思っている人は一定数いるのではないでしょうか?
一方で、もっと自分を満たしたいと思っている人もいるはずです。
今回は承認欲求が『やめられない、とまらない』カルビーかっぱえびせん、みたいな人の救済処置と捨てる方法は本当にあるのか?について書いていこうと思います。
承認欲求は人間にとって絶対必要なもの
勘違いしてほしくないのは、承認欲求は人間には絶対必要なものであること。
承認欲求とは誰しもが持っています。度が過ぎると、人間はモンスター化してしまうだけです。
自分のやっていることを褒めてもらったり、尊敬してもらったりするととても嬉しい感情になります。
嬉しい感情になると脳の中で「ドーパミン」という快楽物質が出ます。気持ちよくなるのです。
つまり人のやる気を出してくれるものでもあり、次の行動に繋がる良い効果とも言えます。
別の言い方で簡単に言うと、皆が家で隠れてやっている「オナニー」と同じです。
「承認欲求=オナニー」と言っていいでしょう。
では自分の承認欲求(オナニー)を見せつけてくる人って一般常識的にどうでしょうか?
それはただの変態オナニークソ野郎です。(今の世の中色んな人がいるのでそういうのが好きという人もいるでしょう)。
自分が進んで物事に取り組みそれが評価されることと、自ら自分の取り組みを相手に見せつけて評価してくれと訴えてくるのでは大分意味も変わってきます。
皆が承認欲求を持っています。と言うことは「強い」「弱い」だけの違いなのです。
承認欲求が強すぎる原因
様々な原因や可能性が挙げられます。全てではないですが参考までに。
- 幼少期に両親から褒められることも認められることなく過ごしてきた。
- ドーパミンという薬物を辞められない(気持ち良さの更に上の気持ち良さを欲しがっている)
- 自分が第1。他の人など知らんと言う気持ち。
- 自分という価値をとても低く見ていて、他人に認められたいと思う気持ちが強い。
- 自分は生きている、自分はここにいるということを再認識したいという気持ち。
この他にも色々あるでしょう。
承認欲求を捨てる方法
アルカナニカと言われたら、ありません。
人間にとって承認欲求は絶対に必要なものです。承認欲求がない人など人間ではありません。
承認欲求を抑える方法はネットでいくらでもあるでしょう。長い文章でいくつも書かれていますが簡単にいうと「我慢です」。気持ちを抑える方法なんて我慢しかないですよね。
承認欲求を捨てる方法などもネットや動画で沢山解説されていますが、それを見て捨て去ることに成功した人など1人もいないでしょう。
承認欲求を捨てる為の解説をされている人もいますが、その人自身も承認欲求に取り憑かれている1人だと思います。自分が作った動画やサイトを他人に見てもらいたいから作るのです。
要は自分の金儲けの為です。解説しているのは他人の為でなく、自分のお金儲けの為です。
承認欲求を完全に捨てるのに成功したなら、その人はもう人間ではなく人間の皮を被ったナニカです。
テレビで取り上げられても良いと思います。
人間が自然に感情として出てくるものを、どうしたら捨て去ることができるのでしょう?
承認欲求を満たす方法
何度も言いますが、度が過ぎると、人間はモンスター化します。
モンスターは他人にとって迷惑な存在でしかなく、厄介なことに自身がモンスターであることに気づくこともありません。何故ならモンスターは自分のことをモンスターとは思わないからです。
満たす方法に関してはいくつかあります。
- 自己価値感を高くする
自分自身が自分の価値観を高くすること。他人に負けないほどの自分の強みは何なのか?自分は今までどれくらいの成果を上げてきたのかということを再認識して、自信に繋げる。
強みもなく、成果もなく、自信もないのなら自分で作るしかありません。行動しましょう。
- 自分が本当に認められたい相手は誰なのかを考える
不特定多数の人に認めてもらえるのも良いですが、1番はこの人に認めてもらいたいという相手が必ずいるはずです。その人に認めてもらえる為にはどうすれば良いかを考えましょう。
その人に認めてもらう為に何をしてもいい訳ではありません。人に利用されないようにしましょう。
- なるべく考えないようにする
物事を深く考えすぎです。物事というのは本当にシンプルです。
何が原因なのか、何が答えなのかを考えてみましょう。深く考えすぎないでください。
事象は単純にすればするほど本来の姿、すなわち真理に近づくのですから。
- 承認欲求中毒になる
1番簡単なのはこれまで通り、他人に自分のオナニーを見せ続けることだと思います。
まあ嫌われるだけなんですけどね。
承認欲求の克服方法
「一に我慢、二に我慢、三四も我慢で、五も我慢」。
以上です。
まとめ
人によってはくだらないと思える承認欲求。
しかしどんな人間も承認欲求は持っているものなのです。
それは「強い」「弱い」だけの違いです。
捨てる方法などありません。
人間として生まれたからには最初から持っているもので、自分が死ぬまで付き合うハメになります。
言わば陰のパートナーです。承認欲求と付き合っている人はこの世に大勢います。そこまで一緒にいるならいっその事結婚してみてはどうでしょう?
自分の感情なのですから、いつも一緒ですし自分の気持ちを理解してくれて毎日寂しくないですよ。リアルパートナーよりも上手く日常を過ごせると思いますけどね。
今日もSNSワールドでは、承認欲求対決が続いているのでしょう。
SNSこそ『世にも奇妙な物語』の世界です。
参考にどうぞ→SNSで承認欲求が強い人が起こす気持ち悪い行動の特徴と心理の考察
以上、くだらない承認欲求を捨てる、満たす方法。強すぎる原因と克服について。を書かせてもらいました。
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